Solana のミント権限とフリーズ権限とは?
ミント権限は Solana トークンの供給量を増やせるかどうかを、フリーズ権限は誰かが保有者の残高をロックできるかどうかを決めます。両者の役割、メタデータと Token-2022 にある権限、それらの保持が正当なケース、そして確認と放棄の方法を解説します。

Solana のトークンはすべてミントアカウントから始まります。これはトークンプログラムが管理する小さなレコードで、トークンそのものを定義しています。このレコードにある2つのフィールドは、どんなホワイトペーパーよりもトークンの安全性を雄弁に物語ります。ミント権限(mint authority)は新しいトークンを作成でき、フリーズ権限(freeze authority)はあらゆる保有者の残高をロックできます。トークンスキャナー、ウォレット、DEX が最初にチェックするのはこの2つであり、経験豊富な購入者が真っ先に目を向けるのもこの2つです。
以下では、それぞれの権限が実際に何をできるのか、トークンが持ちうるその他の権限、権限の保持が正当な場合と危険信号になる場合、任意のトークンを自分で確認する方法、そして ChainTx.Tools の Solana トークン作成ツールで権限を放棄する方法を解説します。
結論から言うと
| 権限 | 保有者ができること | 放棄した場合(None に設定) | ミームコインでの一般的な選択 |
|---|---|---|---|
| ミント権限 | いつでも任意の量の新規トークンをミントできる | 供給量が永久に固定される | 放棄 |
| フリーズ権限 | このミントのあらゆるトークンアカウントを凍結し、また解除できる | 誰もアカウントを凍結できなくなる | 放棄 |
| メタデータ更新権限 | 名前、シンボル、ロゴ、リンクを変更できる | メタデータが変更不可(イミュータブル)になる | ロゴとリンクが確定したら放棄 |
| Token-2022 拡張機能の権限 | 転送手数料の変更、任意の保有者のトークンの移動やバーン、トランスファーフックの差し替えなど | 設定が現状のまま固定される | そうした拡張機能を避けるか、放棄できるものは放棄する |
放棄は後戻りのできない一方通行です。Solana のドキュメントには、権限を None に設定するとその役割が永久に削除されると明記されています。作成者であれ、トークンプログラムであれ、誰も元に戻すことはできません。
ミントアカウントに保存されている情報
Solana では、トークンは個別のスマートコントラクトではありません。従来型のトークンはすべて共通のプログラムである SPL Token が、新しいトークンは Token-2022 が処理します。トークンを一意のものにしているのはミントアカウントです。従来のプログラムでは、ミントアカウントの長さは82バイトで、mint_authority、supply、decimals、is_initialized フラグ、freeze_authority の5つのフィールドを持ちます(Solana ドキュメント)。2つの権限はどちらも任意で、フィールドにはアドレスが入っているか、空になっているかのどちらかです。Token-2022 はこのレイアウトを維持したまま、その後ろに拡張機能(エクステンション)を追加します。拡張機能にはそれぞれ独自の権限があります。
権限の実体は単なる公開鍵です。その背後にいるのは通常のウォレットのこともあれば、マルチシグやプログラム派生アドレス(PDA)のこともあります。PDA は秘密鍵を持たないアドレスで、特定の1つのプログラムだけが、そのコードに書かれたルールに従って署名できます。つまり問題は、権限が存在するかどうかだけでなく、誰がそれを保有しているかなのです。
ミント権限:新しいトークンを作成できるのは誰か
ミント権限の保有者は MintTo を呼び出し、任意のアカウントに好きなだけトークンを作成できます。トークンプログラムには上限がないため、権限が存在する限り、ウェブサイトに書かれた「最大供給量」には何の意味もありません。供給量が本当に固定されるのはフィールドが空のときだけで、その場合 Solana Explorer には Fixed Supply と表示されます。ミームコインにとって、有効なミント権限は最も深刻なリスクです。オーナー、あるいはオーナーの鍵を盗んだ誰かが、数十億枚のトークンをミントしてプールに売り浴びせ、わずか数回のトランザクションで価格をゼロにできてしまいます。
とはいえ、Solana 最大級のトークンの中には、正当な理由からミント権限を保持しているものもあります。
- USDC:Circle は顧客がドルを預け入れると新しい USDC をミントし、償還時にバーンします。執筆時点で、USDC のミント権限は単一のウォレットではなく、トークンプログラム自体の 2-of-4 マルチシグアカウントです。
- リキッドステーキングトークン:JitoSOL のミント権限は SPL Stake Pool プログラムの PDA です。新しい JitoSOL は誰かがプールに SOL を預け入れたときにだけミントされ、手動でミントすることは誰にもできません。
- 報酬トークンやエミッショントークン:公開されたスケジュールに沿って供給量が増えるトークンです。理想的には、スケジュールがプログラムによって強制されるか、権限がマルチシグで保有されています。
対照的に、BONK と JUP はどちらもミント権限が None に設定されているため、供給量が増えることは決してありません。
ミント権限が有効だからといって自動的に詐欺だとは限らず、放棄されているからといって安全が保証されるわけでもありません。ミームコインのミント権限を個人のホットウォレットが保有しているなら、それは危険信号です。規制を受けた発行体のマルチシグや、ルールが公開されたプログラムの PDA であれば、それは設計上の選択です。
フリーズ権限:保有者のトークンをロックできるのは誰か
フリーズ権限の保有者は、そのミントのあらゆるトークンアカウントに対して FreezeAccount を呼び出して凍結し、ThawAccount で凍結を解除できます。凍結の対象はミントではなくトークンアカウントです。凍結されたアカウントは残高を保持しますが、凍結が解除されるまではトークンの受け取り、送金、バーンができません。フリーズ権限が放棄されれば、そのミントのアカウントが凍結されることは二度とありません。
「あらゆるトークンアカウント」とは、文字どおりすべてを意味します。保有者のウォレットも、取引所の入金用アカウントも、さらには流動性プールのボールトも例外ではありません。そのためフリーズ権限は、典型的な詐欺の土台になります。購入者は買うことはできても、アカウントを凍結されて売ることができず、その間に作成者がプールの資金を抜き取るのです。Solflare は、有効なフリーズ権限を詐欺の可能性を示す強い兆候と位置づけています。
正当な用途はコンプライアンスです。Circle は USDC の規約で、違法行為に関係する特定の USDC アドレスを「ブロック」する権利を留保しており、Solana ではフリーズ権限がそのための手段です。USDC の場合、フリーズ権限もトークンプログラムの 2-of-4 マルチシグが保有しています。USDT や PayPal の PYUSD もフリーズ権限を保持しています。規制下のステーブルコインならこれは想定どおりですが、ミームコインにはフリーズ権限が存在する理由がありません。
Token-2022 では、Default Account State 拡張機能を使って、新しいトークンアカウントをすべて凍結状態で作成し、フリーズ権限の保有者が解除するまで使えないようにすることもできます。
メタデータ更新権限
ウォレットに表示される名前、シンボル、ロゴは、上記のミントのフィールドには保存されていません。これらはメタデータに保存され、メタデータには独自の権限があります。
従来の SPL トークンは Metaplex Token Metadata プログラムを使います。ミントの隣にある別のアカウントに、名前(最大32文字)、シンボル(最大10文字)、ロゴとリンクを記載した JSON ファイルの URI、更新権限(update authority)、isMutable フラグが保存されます(Solana ドキュメント)。isMutable を false に設定すると、それで確定です。Metaplex によれば、トークンがイミュータブルになると、もう更新できません。
Token-2022 トークンは通常、2つの拡張機能を使ってメタデータをミント内に保持します。Metadata Pointer には、メタデータの参照先を別のアドレスに向けられる権限があり、Token Metadata には各フィールドを変更できる更新権限があります。この権限を削除すると、メタデータはイミュータブルになります。
メタデータが変更可能(ミュータブル)だと、オーナーはトークンの名前を変えたり、話題のトークンのロゴを真似したり、ウェブサイトのリンクをフィッシングサイトに差し替えたりできます。スキャナーはこれを比較的軽いリスクとみなしており、RugCheck は「Mutable metadata」を危険(danger)ではなく警告(warning)として表示し、Phantom のトークンページにはトークンがミュータブルかどうかが表示されます。ただし、トレードオフは現実に存在します。メタデータをイミュータブルにすると、ロゴの URL が壊れても二度と修正できません。まず JSON と画像を永続的なストレージに置き、複数のウォレットで正しく表示されることを確認してください。
Token-2022 拡張機能の権限
Token-2022 の拡張機能はトークンに新しい能力を与え、それぞれに独自の権限が付随します。執筆時点で、このプログラムの AuthorityType リストには18の項目があります。購入者が特に気にするのは次のものです。
| 拡張機能 | 権限 | できること | 保有者にとってのリスク |
|---|---|---|---|
| Transfer Fee | 手数料設定権限(fee-config authority) | 手数料を最大100%まで変更できる。変更は2エポック後に有効 | 高:購入後に手数料を引き上げられる |
| Transfer Fee | 留保手数料の引き出し権限(withdraw-withheld authority) | 保有者のアカウントに留保された手数料を回収する | 単体では低 |
| Permanent Delegate | デリゲート | あらゆるアカウントからトークンを移動・バーンできる。保有者は取り消せない | 致命的 |
| Transfer Hook | フック権限 | すべての転送で実行されるフックプログラムを別のものに切り替える | 高:新しいコードで転送をブロックできる |
| Mint Close Authority | クローズ権限 | 供給量がゼロになったらミントをクローズする | 低 |
| Metadata Pointer | ポインター権限 | メタデータの参照先を別のアカウントに変更する | ミュータブルなメタデータと同等 |
詳しくは、Solana のドキュメントの転送手数料と永久デリゲートのページを参照してください。
Token-2022 のステーブルコインである PayPal USD(PYUSD)は、その実例です。執筆時点で、そのミントにはミント権限とフリーズ権限に加えて、永久デリゲート、転送手数料の設定(手数料は0%に設定)、プログラムが未設定のトランスファーフック、機密転送(Confidential Transfers)、メタデータポインター、メタデータ更新権限、ミントクローズ権限があります。規制を受けた発行体にとって、これは意図的に用意されたコンプライアンスのためのツール群です。しかしミームコインに同じ一覧があれば、危険信号の集まりとして受け取られるでしょう。
権限の保持が正当なケース
| トークンの種類 | ミント権限 | フリーズ権限 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ミームコイン、コミュニティトークン | 放棄 | 放棄 | 保有者にとって唯一の保証はコードだけ |
| 法定通貨ステーブルコイン(USDC、USDT) | 発行体のマルチシグ | 発行体 | 入金時にミント、償還時にバーン。制裁や裁判所命令に応じて凍結 |
| リキッドステーキングトークン(JitoSOL) | プログラムの PDA | なし | SOL が預け入れられたときにプログラムだけがミントする |
| 報酬トークン、エミッショントークン | スケジュールを公開したプログラムまたはマルチシグ | 通常はなし | 設計上供給量は増えるが、予測可能 |
| トークン化された現実資産(RWA) | 発行体 | 発行体(拡張機能を併用することも多い) | KYC や資産回復などの法的要件 |
プロジェクトに本当に権限が必要な場合は、ブラウザウォレットではなく Squads などのマルチシグで保管し、なぜ権限が存在し誰が保有しているのかを公表したうえで、不要なものはすべて放棄してください。
スキャナー、ウォレット、DEX は有効な権限をどう扱うか
- RugCheck は「Mint Authority still enabled」と「Freeze Authority still enabled」を危険(danger)レベルのリスクとして、「Mutable metadata」を警告として表示します。有名なステーブルコインは別扱いされているようで、これらのフラグは付きません。
- Jupiter:Tokens API は
auditオブジェクトを返し、その中でmintAuthorityDisabled: falseとfreezeAuthorityDisabled: falseはリスクとして扱われます(Jupiter ドキュメント)。 - Phantom のトークンページには、トークンがミュータブルかどうか、追加ミントが可能かどうかが、上位保有者の保有比率とともに表示されます(Phantom)。
- DEX:Meteora DLMM は、凍結可能なミントを審査なしでは受け付けません(Meteora ドキュメント)。Orca Whirlpools は、フリーズ権限を持つミントにトークンバッジを求めており、法令遵守などの明確な理由がない限り、フリーズ権限を無効にするよう勧めています(Orca ドキュメント)。
Meteora DLMM と Orca Whirlpools では、まだアカウントを凍結できるミントは、審査やバッジなしではプールを作成できません。フリーズ権限の放棄は、プールを作成した後ではなく、作成する前に行ってください。
トークンの権限を自分で確認する方法
- Solscan:
solscan.io/token/MINT_ADDRESSを開きます。トークンのプロフィール概要に Authority フィールドがあり、更新権限、ミント権限、フリーズ権限が一覧表示されます。放棄された権限は「N/A」と表示されます(Solscan ガイド)。 - Solana Explorer:ミント権限がない場合、供給量に「Fixed Supply」と表示されます。Mint Authority と Freeze Authority の行は、権限が設定されている場合にのみ表示されます。Token-2022 のミントでは、Transfer Fee Authority や Permanent Delegate といった拡張機能の権限も一覧表示されます。
- RugCheck:rugcheck.xyz にミントアドレスを貼り付け、前述のフラグがないか確認します。
- ChainTx.Tools:当サイトの Solana トークン作成ツールの Set/Update Authority タブで、ミントアドレスを貼り付けて Load token をクリックします。このタブはチェーンからミントとその Metaplex メタデータを読み取り、ウォレットを接続しなくても、現在のミント権限、フリーズ権限、更新権限を表示します。

権限が設定されている場合は、それを保有しているアドレスを開いてみてください。マルチシグ(USDC の場合)やプログラムの PDA(JitoSOL の場合)と、ローンチの1時間前に資金が入金されたばかりの新しいウォレットとでは、意味するところがまったく違います。
ChainTx.Tools で権限を放棄する方法
作成時:Solana トークン作成ツールでは、「ミント権限」と「フリーズ権限」のスイッチがデフォルトでオフになっており、これはどちらも放棄されることを意味します(「オフ = 固定供給」「オフ = 凍結不可」)。Token-2022 ではフリーズ権限は最初から設定されず、ミント権限は全供給量をミントした直後に同じトランザクション内で放棄されます。SPL トークンでも、すべてが1つのトランザクションで処理されます。Pump.fun タイプでローンチしたコインは、Pump.fun のプログラムの設計上、どちらの権限も持ちません。
既存のトークンの場合は、Set/Update Authority タブを使います。
- 現在その権限を保有しているウォレットを接続します。
- ミントアドレスを貼り付け、Load token をクリックします。
- ミント権限とフリーズ権限について、Keep(維持)、Transfer(移転。たとえばマルチシグへ)、Revoke(放棄)のいずれかを選びます。Metaplex メタデータの場合、3つ目の選択肢は Make immutable(イミュータブル化)です。
- Apply changes をクリックして承認します。ミント権限とフリーズ権限の変更は1つのトランザクションに、メタデータの変更は別のトランザクションにまとめられます。
このタブは SPL Token と Token-2022 の両方のミントに対応していますが、変更できるのは接続中のウォレットが保有している権限だけです。それ以外の権限には「Not controlled by your wallet」と表示されます。
このタブで扱う更新権限は Metaplex のものです。ミント内にメタデータを持つ Token-2022 トークンの場合、タブには「No Metaplex metadata on this token」と表示され、メタデータ、メタデータポインター、転送手数料、永久デリゲートの各権限は放棄できません。当サイトのトークン作成ツールで作成した Token-2022 トークンでは、メタデータ更新権限(転送手数料を有効にした場合は手数料関連の権限も)が作成者のウォレットに残ります。これらを放棄するには、Token-2022 に対応した spl-token CLI を使い、権限のキーペアで署名して、たとえば spl-token authorize MINT_ADDRESS metadata --disable を実行してください。
よくある間違い
- 供給量が確定する前に放棄する:放棄した後は1枚たりとも追加できないため、先に全量をミントしてください。
- 放棄せずに「デッド」アドレスへ権限を渡す:ミントを確認した人にはフィールドにアドレスが見えます。誰もそのアドレスを管理していないと証明するのは、空のフィールドを見せるよりはるかに困難です。
- Token-2022 の権限を忘れる:ミント権限とフリーズ権限を放棄しても、手数料設定権限や永久デリゲートが有効なままでは意味がありません。
- 権限を放棄すればトークンは安全だと思い込む:放棄によって取り除かれるのは、特定の2つのリスクにすぎません。ロックされていない流動性、供給の集中、インサイダーのウォレットは、それぞれ別にチェックする必要があります。
まとめ
ミント権限は供給量が増えうるかどうかを、フリーズ権限は誰かが保有者の残高をロックできるかどうかを、そしてメタデータと Token-2022 の権限は、トークンのアイデンティティや転送ルールを後から変更できるかどうかを決めます。ミームコインの基準はシンプルです。ミント権限とフリーズ権限を放棄し、メタデータは確定したらロックし、強力な権限を持つ拡張機能は避けることです。ステーブルコインやリキッドステーキングトークンは設計上いくつかの権限を保持していますが、それをマルチシグやプログラムで管理しています。トークンを購入またはローンチする前に、これらのフィールドを自分で確認してください。Solscan、RugCheck、または当サイトの Set/Update Authority タブを使えば1分で済みます。
よくある質問
+ミント権限を放棄するとどうなりますか?
ミント権限のフィールドが None に設定され、誰も二度と新しいトークンをミントできなくなるため、供給量が固定されます。この変更は永続的で、元に戻すことはできません。放棄する前に、必要な供給量をすべてミントしておいてください。
+放棄した権限を元に戻すことはできますか?
いいえ。Solana のトークンプログラムには、None に設定されたフィールドに権限を再設定する方法がありません。この永続性こそが、購入者やスキャナーが放棄された権限を信頼する理由です。
+フリーズ権限で自分のトークンを奪われることはありますか?
いいえ、フリーズ権限ではトークンを移動できません。できるのはトークンアカウントを凍結することで、凍結が解除されるまで、そのトークンの送金、受け取り、バーンができなくなります。他人のアカウントからトークンを移動またはバーンするには、Token-2022 の Permanent Delegate 拡張機能が必要です。
+USDC にフリーズ権限が残っているのはなぜですか?
Circle は規制の下で USDC を発行しており、違法行為、制裁、裁判所命令に関係するアドレスをブロックする権利を留保しています。Solana ではそれをフリーズ権限で行い、USDC のフリーズ権限は 2-of-4 マルチシグが保有しています。規制下のステーブルコインならこれは想定どおりですが、ミームコインなら危険信号です。
+ミュータブルなメタデータは詐欺のサインですか?
それだけでは詐欺とは言えません。RugCheck はこれを危険ではなく警告として表示しており、ロゴやリンクを修正するために変更可能なままにしているチームもあります。ただし、オーナーが後からトークンの名前を変えたりロゴを差し替えたりできるのは事実なので、完成したトークンではメタデータをイミュータブルにしておくほうが望ましいでしょう。
+トークンの権限が放棄されているかどうかは、どうすれば確認できますか?
Solscan では放棄された権限の Authority フィールドに N/A と表示され、Solana Explorer ではミント権限がない場合に供給量が Fixed Supply と表示されます。RugCheck は有効なミント権限とフリーズ権限を危険レベルのリスクとしてフラグ付けします。また、ChainTx.Tools の Solana トークン作成ツールの Set/Update Authority タブでは、ウォレットを接続せずに任意のミントを読み込めます。
+ChainTx.Tools で Token-2022 トークンのメタデータ権限を放棄できますか?
現時点ではできません。Set/Update Authority タブで変更できるのは、SPL Token と Token-2022 の両方のミントのミント権限とフリーズ権限、そして Metaplex メタデータの更新権限です。Token-2022 のネイティブなメタデータは、spl-token CLI を使って、たとえば spl-token authorize MINT_ADDRESS metadata --disable でロックできます。


